入水しながら日を浴びる。
そんな行動をとるカメたちが増えてきたように思う。
この行動は、アカミミガメとスッポンに見られる行動だ。
最高気温は夏日を超えることが多くなり、暖かさが暑さに変わり始めた。
日差しにも、力強さを感じる。
昼過ぎの一番暑い時間帯に目視調査へ出かけると、カメたちもその「暑さ」を感じているようだ。
一部のカメたちが水に浸かりながら、日光浴をしていた。
これは暑さに順応するための対策だと考えられる。
秋口に見られたオオカナダモで日光浴をするアカミミガメとは、真逆の対策だといえる。
寒さ対策があれば、逆も然り。
暑さ対策しながらの、日光浴だ。
このような日光浴姿は、イシガメやクサガメでは見たことがない。
スッポンとアカミミガメにだけ、見られる行動なのかも…。
さらにアカミミガメでは、寒さ対策をした日光浴姿(オオカナダモで甲羅干し)も見られるのだが
こうした様々な日光浴スタイルをもつことは、
アカミミガメが世界中で帰化を成功させた、一つの要因なのかもしれない。
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