繁茂する植物

ついこの前、ニイニイゼミが鳴き出したと思ったら、昨日からはアブラゼミの声も聞こえはじめた。
いよいよ、夏、本番。


この季節は、どこもかしこも、生き物たちが皆エネルギッシュだ。


特に、植物のすさまじさ。

目視調査で河畔を歩くと、植物たちが波打つように繁茂しているのがよくわかる。
あまりにも繁茂する速度が速いため、草刈り作業が追いつかない場所もある。

そしてこの植物たち。

最近厄介に感じているのだが、それはカメの目視を難しくするためだ。
写真は、今日の調査地の様子。
つる植物やイネ科の植物が元気いっぱいに生えている。
まさに、草ボーボー。

横から川の水は見えず、もちろんカメも見えない状態。

春とは全く、景色が違う。



ルートセンサスによる調査(毎回同じルートを通ってカメを目視チェックする調査)をしているのだけれど、おそらく、夏場の目視回数は減るだろう。

この、植物たちの影響で。



目視回数の季節変動が、直接カメの行動変化だけに起因するわけではない、ということ。


周りの環境にも大きく左右されることを、あらためて感じる。

やはり、野外調査はむずかしい。。。





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亀に踏まれて -KAME HACK-

主に「野生の亀」について探求しています。 現在、西表島で研究中。