いつもの時間、いつもの調査へ。
昨日は雨が降ったため、川は増水と濁りが見られる。
さて、カメは…
と。
あれ??
川の奥で、工事車両が土砂を運搬している。
その手前の川は、いつもたくさんのカメが観察できる場所だ。
そうか、、私が調査地にしているこの川は、
どうやら人の手が入り、河川環境が大きく変わってしまうようだ。
実はこの経験、初めての経験ではない。
以前も調査地にしていた川で堰を作る工事が行われ、大々的に環境が変化したことがある。
初めのうちはショックを受け、
「なんで工事なんかするんだ…」
と考えていた。
しかし今は、ショックは受けていない。
それより、その工事の影響による変遷すらも、研究対象にしたいと考えている。
この心境の変化は、私の経験によるのだけれど…
なんて言ったら良いのだろう。
人の手が入ること。
それもある意味「自然」の一部であると思うようになったのか。
ただし、ある意味、でね。
ともかく、今回の工事介入について、フィールドノートに記録する。
いつ工事が始まり、それによってカメ類にどんな影響があったのか。
それも含めて、これからも、この川は私の調査地であり続ける。
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