昨年創刊されたBIOSTORYの特集が,「ウミガメと人」というテーマだった。
それまでBIOSTORYという書籍を知らなかったのだけれど
カメに関する本ということで,今回初めて購入した。
内容はかなりしっかりとした科学書で,楽しく読ませてもらった。
特集以外の記事もとても興味深い内容で,さまざまな種類の知見が得られた。
そんなBIOSTORYを,研究室の本棚に置いているのだが。
ついこの間,この本の編集を行っている団体「生き物文化誌学会」の役員が隣の研究室の教授だったことが判明した。
私が所属する多様性保全学研究室は2人の先生方と,その先生方を指導教員とする学生メンバーで構成されている。
そのため,お隣さんというより,同研究室の指導教員がBIOSTORYに関わっていたということだ。
まぐれでこの書籍を知ったわけだが,
同じ研究室で似たような現象に興味を持つ者同士は,やはり面白いと思うことが似るのだろうか。
人とのご縁・出会いは必然であるという。
今回のように,研究室メンバーと書籍で繋がるように
ご縁・出会いを必然にする要因があるのかもしれない。
日々,私のカメ研究に理解を示してくれる,みんなとの出会いに感謝して。
今日もひたすら「カメの糞」とにらめっこ。
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