最近、カメに関する本を6冊購入した。
まだ届いていないものもあるが、3冊はすでに手元に届いた。
新日本両生爬虫類図鑑と、ベトナムに生息するスペングラーヤマガメの生態学書。
そして、ニホンイシガメの写真集。
新日本両生爬虫類図鑑は、つい先日出版されたばかりだ。
種の「形態」や「分子系統」を整理した内容で、少しだけ生態的な内容も含まれる。
学術的な言葉が多く、専門家向きではあるが、「種」を細かく分類したい方には、おすすめの本だ。
スペングラーヤマガメの生態書は、ペーパーバック様式のもの。
東南アジア地域のカメ研究は、北米や欧州に比べると、生息するカメ類が多い割にまだまだ進んでいない点がある。
カメ類の研究者は、その進展を待ち望んでいるのだが、近年になって、徐々に発展してきている。
そんな、最新の東南アジアカメ類に関する研究の成果をまとめた本である。
そして、これら学術書とは正反対の、ニホンイシガメの写真集。
今までになかった視点で、野生のニホンイシガメを見ることができる本。
全てカメに関する本ではあるが、それぞれの本に、それぞれの特異点や、得意点がある。
それは、著者たちが皆、カメを違った視点で見ているからだ。
見方が変われば、気がつくことも違うだろうし、伝えたいことも異なる。
その「見方」を学ぶこと。
今の私にとって、これが一番重要だ。
カメを様々な角度から見れるようになること。
それが、今後のカメ生に必要不可欠だ。
今回購入した本からも、少しずつ、「カメの見方」を学んでいこう。
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