クサガメのオスは、成熟するにつれて身体が黒化する。
我が家ではクサガメのオスを飼育しているのだが、
その子も8歳頃から徐々に黒化し、10歳の時、真っ黒になった。
(6 years old, 2011.5→15 years old, 2020.5)
野外のクサガメも、成体になると全身が黒化する。
昨日、野外のクサガメオス個体を扱っている時のこと。
ふと、全身が黒化する上で、身体の部位ごとに黒化の速度が異なることに気が付いた。
二枚の写真は、それぞれ別個体。
上の写真個体は完全に黒化しているが、下の写真個体はまだ黒化途中だ。
そして二匹を見比べてみると、瞳の色が最後に黒化している…気がする…。
今まで出会った黒化途中のクサガメオス個体の写真を漁ってみても、やはり瞳の黒化が、一番遅いようだ。
もちろん、個体差はあるだろう。
だが、もしかしたらクサガメの黒化には、規則性があるのかもしれない。
生理学的活性の問題なのか?
色素沈着が起こりやすい順番なのか?
相変わらず、分からないことだらけだ。
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