カモ、カエル、カメ。

川で目視調査をしていると、

カメのようなシルエットで、見間違えてしまう生き物がいる。


それが、カモとカエルだ。






秋の終わり頃から冬にかけて、冬鳥たちがやってくる。

川では、さまざまなカモ類があっちこっちで見られるようになり、とても賑やかだ。

写真は、河岸で一休み中のカモ。

双眼鏡やカメラのズームで見れば、見間違うことなく「カモ」だとわかるのだが…

遠くからパッと見かけると、一瞬「カメかな?」と見間違えてしまう。


とくに、カルガモ。

カルガモは他のカモ類と異なり、春や秋、カメ類が日光浴活動をする時期にも頻繁にみかける。


カモたちには申し訳ないのだが、

カメだと思って双眼鏡を覗きこんだ時、カメじゃないと落胆してしまう。




そして、春からはカエル。

とくに、ウシガエル。

ウシガエルのサイズ感、体の黒っぽさ、そして位置。

カメに似ている三つの要素を兼ね備えた彼らは、ちょうど今の時期に見間違えることが多々ある。


双眼鏡でよくよく観察しないと分からない時もあり、とにかくややこしい…。





カメ、時々カモ、カエル。


カメだけをずーっと追いかけ続けていたら、

50m先のカメを、見間違えることもなくなっていくのだろうか…。




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亀に踏まれて -KAME HACK-

主に「野生の亀」について探求しています。 現在、西表島で研究中。