機材が水没したら

 昨日に引き続き、今朝(9日)もGPSによるカメ類のテレメトリー調査に同行していた。

 今日はニホンイシガメのメスを追いかけるため、上流へ。 

 昨日はとても良いデータがとれたため、後輩も私も気分が高揚していた。


 それがまずかったのか。



 無我夢中でカメを探している最中に、GPS信号の受信を行うレシーバーを水ポチャしてしまった。


 あっ………。 


 電源が落ちてしまい、動かなくなる受信機。


 二人して、ずーーーーーん。


 急いで研究室へ向かい、レシーバーを乾燥させた。


 とここで、めちゃめちゃ落ち込む私に 「何があったの?」 と声をかけてくれた先生・先輩に事情を話したところ、水没した機材の対処法を教えてくれた。


 1.水没したら、その後絶対に電源を入れない。

 2.乾燥させる時、水が他の場所へ広がらないようにするため、ネジ類は外さない。

 3.熱乾燥させない。

 4.シリカゲルを紙封筒等に入れたものと水没機材を袋(密閉器)に入れて密閉する。

 5.あとは念じて放っておく。




 以上1~5は、水域で調査するフィールド屋は絶対覚えておくこと!

 …とのアドバイスをいただいた。


 実はフィールドにもっていく機材って高価なものが多いので、 これは本当、絶対覚えておこう、、、


 そうおもいました。。。 




 治ってくれーー!レシーバー!!      



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亀に踏まれて -KAME HACK-

主に「野生の亀」について探求しています。 現在、西表島で研究中。