修論研究のための調査、同行

 大学の後輩がカメ類に関する研究をしているとのことで、お話を聞きに行ったのが6月のこと。

 それから情報交換を重ねていく上で、チャンスがあればカメ類の捕獲調査に同行させてもらうことになっていた。


 そして昨日、同行させてもらえる機会をいただいた。

 彼女の研究内容は水域環境とカメ類の分布がどのような要因で決定されているのかを調べる、「カメと水の関係」を徹底的に解明しようというものだ。

 水域環境を網羅的に把握する必要があるため、調査時にとるデータ量はハンパなく多い。

そのため、研究・解析には多大な時間を要する。 

ずぼらな私にとっては、彼女の研究にかける時間も熱意も根性も、すべて尊敬に値する。



 ほんっとーーーに、すごい。


 何が一番すごいって、暑くて体力的にもキツイ調査中、彼女は常に全快の笑顔だったこと。

 心から研究を楽しんでいるその姿が、一番素敵だった。


 彼女の研究は、これからも続く。

私も彼女の調査には何度も同行させてもらうつもりだ。


 それは、カメの研究に興味があるのはもちろんだけれど、それ以上にカメの研究を楽しむ彼女を見ていたいから。

 きっと、彼女の研究に対する姿勢が、私の心の何かを感化してくれている。

 そんなことをふと感じた一日だった。





 #亀#カメ#研究#調査#後輩#生物学#大学院生

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亀に踏まれて -KAME HACK-

主に「野生の亀」について探求しています。 現在、西表島で研究中。