ペットとして飼われているカメの中で、一番多い種は何だろう?
リクガメブーム…とはいえど、やはり淡水性の、日本人にとって身近なカメ種の方がペット化されている可能性が高いだろう。
となると、おそらく、私の研究対象であるニホンイシガメ、クサガメ、ニホンスッポン、ミシシッピアカミミガメの4種のうちのだれかだ。
一昔前、アカミミガメが爆発的なブームとなったが、その影響で日本中に帰化してしまったことが認知された。
今では飼えなくなったアカミミガメを引き取る自治体や団体があるほどだ。
そうなってくると、ブームや流行りの情報だけで「ペットとして多い種」を考えるのは難しそうだ。
では、だれか?
インスタで「ニホンイシガメ」「イシガメ」「クサガメ」「スッポン」「ミドリガメ」「アカミミガメ」、、、
とさまざまなキーワードを打ち込み、調べてみる。
すると、「クサガメ」の投稿件数が圧倒的に多かった。
「ミドリガメ」や「ミシシッピアカミミガメ」といった呼び名の違いをもつアカミミガメは、その影響で投稿件数が少なく出たのかもしれない。
けれど、クサガメの検索結果を見てみると、ペット写真の投稿で埋め尽くされていることに気が付く。
アカミミガメは、公園で見かけた、という情報の写真が多数混ざっているのに対して、だ。
…どうやら、ペットとして飼われているカメ種の中では、クサガメが一番多いような印象だ。
(もちろん、ちゃんと統計をとった解析・調査ではないので、あくまで”印象”だが)
様々なペットブームが起こる現代で、流行になったことがないクサガメ。
コンスタントに、しかし着実にカメ愛好家の方々を増やし、そして魅了してやまない。
すばらしい、愛され力。
その秘密は、どこにあるのだろう??
大きさやお世話のしやすさといった、ペットとしての飼いやすさだけが、理由ではなさそうだけれど。。。
クサガメが、他種よりも魅惑的な存在である理由。
…今のところ、全く不明である。
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